Moekaさんの映画レビュー・感想・評価

Moeka

Moeka

アメリカ留学中、映画のお勉強します!
http://roserosemoeka-film.hatenablog.com/
テネシー・ウィリアムズ、ティム・バートン、ジム・ジャームッシュ、アレハンドロ・ホドロフスキー、キューブリック、デレク・ジャーマン、タラちゃんが好き

昼顔(1967年製作の映画)

3.9

女性の秘めた性の解放や倒錯を描いているようにも見えて実は健気かつアブノーマルな純愛を描いている作品に思える。ただ幻想が現実を徐々に蝕んでいく様がこちらは快感を感じると共になんともいたたまれない気持ちに>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

アメリカで鑑賞。みなさん、ロック様がでてきた瞬間に爆笑。何かあるたびに手を叩いて爆笑。楽しい空間でした!笑 日曜の昼間にのんびり家族でみたいアドベンチャームービー。インディのような芸術性とは離れていま>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

物凄く良くできたストーリーだと思う。韓国映画特有のあの目の背けたくなる重苦しさが全てエロスに還元されている。放送禁止用語もやたらと生々しいセックスシーンもこの美しさがあってこそ芸術への境地へと。力で抑>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

夏には魔物が潜んでいる。甘美な思い出を植え付ける魔物が潜んでいる。1度出会えばその呪縛は解けることはない。
初恋の記憶。誰かと精神的に惹かれ合うその時。背中から腰にかけてのライン、膝からふくらはぎ、か
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.6

聞いた時から和製のセブンみたいだなと思った。前半はなかなかのグロさで突っ走るものの後半は主人公が激情新幹線みたいになってしまうので残酷さが減速。家族の絆みたいな形で納めようとしたのは個人的に何だかちょ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

こうゆうラブストーリーをまってた。中身が大事とか行って結局最後イケメンとか美女に戻る作品に中指!!!異形のものはそのまんまでいてこそ美しいのに!!
有色人種にゲイ、日の目を浴びることのできなかった声無
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.1

欲求不満のミイラのお姫様が延々とイケメンを追いかける映画。何の為にもならないけれどこうゆうトレジャーハント系好きには画面見ててワクワク。ただ魔宮の伝説だのを思い出すとこれがアクションaka娯楽プラス芸>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.6

何か偉大なことをやり遂げるためには大きな犠牲が伴う、大きな使命を伴っている人間はそれをやり遂げなければならない。ユニコーンに馬と一緒の生活を与えたら角がなくなってしまう。だけれど本当に大切なのはどんな>>続きを読む

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

3.8

海の音、野菜の瑞々しさ、網の音、太陽、心音、星空。自分で言葉を見つけた時に自我が目覚め、広い世界が見えるようになる。ただの自分ではなく世界を見れる自分に。そして物事を知り自分自身を知ることは新たな苦し>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんてゆうか、マシュヴォンakaヴァレンタインが俺の思想や趣味についてこれるか?みたいな選民映画みたいだったww 血に穴に糞に合わない人はまじで合わない可能性もある、、、ただ序盤から最後までアクション>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.7

映画好きのための映画。映画は娯楽だし所詮は人が作ったものだから全部理解することはできないかもしれない、人の気持ちがわからないように。でも自分の知らなかったことに気がつかせてくれることもあるし道しるべに>>続きを読む

恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.7

ラブコメはほとんど基本胸糞悪くなるんだけどこれはとてもとても面白かった。親しくなればその間に共通のイデアや言語ができるから、この人にとってはこの言葉でも"愛してる"の意味になるというものがあると思う。>>続きを読む

砂漠のシモン(1965年製作の映画)

3.7

ルイスブニュエルと爆笑問題でギリギリ笑えそうで全然笑えない漫才お願いだからやってほしい。

ビリディアナ(1960年製作の映画)

3.8

偽善でしかない。信仰の矛盾。最後の晩餐を模した酒池肉林の騒ぎは当時大問題となっても当然だろう。笑 矛盾は悪だが聖書もそもそも矛盾しているもの。なら何を信じれば良いのだろう?登場人物それぞれ善と悪で割り>>続きを読む

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.9

シュールというとちょっと浮世離れした事柄のような感じで受け取られがちだが、本当は物事の違った見方という意味があるのだそうだ。ブニュエルには世界はどう見えていたのだろうが?何度も繰り返しされる説明やおか>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

3.7

人生は煙のようなものである。恋の炎が燃え尽きた時、その煙が目にしみて涙が出る。恋愛もまた人生も掴み所のない煙のようなものだ。でもたとえ目に見えなくとも、そこに存在するものはきっとある。一軒の煙草屋に集>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.8

見栄っ張りな人間達には鬼も飽き飽き、この世は地獄。とりわけ髪を振り乱し目をひん剥いて砂や土を掴んで、2人の男の間で動く京マチ子さん演じる真砂が。東洋の気迫にさぞかし当時の海外の方々はびっくりしたことだ>>続きを読む

悪い男(2001年製作の映画)

3.7

自分の支配下においてもまだ神聖なるものとして扱っているところが面白い。パリ、テキサスにも見られるようなマジックミラーのシーンが脆くて難解な男女の関係を表しているようで好き。キムギドク作品らしくなかなか>>続きを読む

ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

3.5

この神隠し事件は実際にあったことだとらいうから恐ろしい。人間にはどうしようもない何か圧倒的な力がもたらす事象を、耽美的に神秘的に描く。ふわふわしたワンピースやらコルセットやら纏った少女達が鉱物やら虫や>>続きを読む

アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.7

貧富の差はあれど皆同じ思春期の少年。みんなワルに憧れる。そんな中でも文学や詩に思いを馳せ、自分が探している何かの答えを探すポニーボーイやジョニー(だっけ?)が愛おしかった。ドライブインシアターやデニム>>続きを読む

歓楽通り(2002年製作の映画)

3.8

君を幸せにしたいというのはよく聞く台詞だが、そこにはなぜか"あなたは絶対私/僕の恋人"というエゴが存在している。娼館で生まれ娼館で育ち、1人の女に犠牲的な愛を捧げた男の物語。耽美的かつ時にファンタジッ>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

3.6

男はなぜ気づかない?女はなぜ察しろと言う?を描いている作品とは思うけれども、ハリウッドに飲み込まれていく映画界に対する懸念や、商業映画に対する批判が超込められているように感じられた。これから「虚構の世>>続きを読む

発禁本/SADE(2000年製作の映画)

3.5

邦題からしてサドが女の子を虐めぬく話かと思ったけど違った。笑 フランス革命下で成長期の女の子に人生哲学を解いていく話。頭と体は一体で、感情をもつ肉体がぶつかり合う事が生きることっていう、マルキドサドか>>続きを読む

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

4.0

フランス映画の官能が匂い立つような雰囲気大好き。とても素敵なラブストーリーだったし、男と女の違いが顕著に描かれていると思った。自分の理想や幻想にとらわれている、いつまでも少年のままでいる男。酔いながら>>続きを読む

欲望(1966年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

欲望には果てがない、、、という話なのかと最初は思った。それもあると思う、死への衝動。ただこれは視点を変えてみれば全く他の世界が見えたり気づく事があるという話なんじゃないかと思えてきた。あの絵画をのぞき>>続きを読む

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.7

なんだろう、共感はしてはいけないのに主人公に感情移入をせざるをえない。奇跡の海と同じように盲目の愛が奇跡をもたらす物語。一方通行の気持ちは恋愛とは言えないけれど、でも愛であることにきっと変わりはない。

キャット・ピープル(1942年製作の映画)

3.8

じつは女豹のかわいい女の子が男を食っちゃうぞ!みたいな話かと思ってたら全然違かった。笑 疑惑や信じない心や嫉妬がもたらす悲劇の物語。最終的にいやな思いというか、悲劇的な末路を辿るのがその人というのが切>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.6

1930年代に書かれた小説をまた映画化することはとても難しいと思う。なんせ結末も知られているし、、、イスタンブールからヨーロッパへ向かう途中のロマンあふれる風景、キャラクターごとに違うスーツの数々に紳>>続きを読む

悪魔の美しさ(1950年製作の映画)

3.6

最初の博士の書斎がシザーハンズのお城に似ててびっくり。ティムバは影響受けたのかな?人間の欲は限りがない、それは悪魔も恐れるほど。ファウストの伝記がコミカルに、フランス映画で描かれているとは思わなかった>>続きを読む

愛の嵐(1973年製作の映画)

3.9

ナチス親衛隊は金髪碧眼の美青年達ばっかりだったと聞くが本当にこんなことがあったのだろうか?でもソドムの市をおもいだすと、うーん。支配と服従、拷問者と被拷問者から生まれる異常な愛情。でも2人だけの世界で>>続きを読む

わらの犬(1971年製作の映画)

3.8

鬱屈した街と家の中に徐々に充満していく血生臭さ。トラウマがフラッシュバックするシーンのあの"生理的に受け付けない感"がものすごくリアルだ。暴力を否定していた男がいちばんの狂気にかられていく姿が恐ろしく>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

北斎の富嶽三十六景や歌川国芳のしゃれこうべを彷彿とさせる映像に感動してしまった。何がすごいって、これがストップモーションアニメ。例えば砂利の音やクボがどこかから落ちる時、波のうねりとか灯籠が流れていく>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.3

バットマンとジョーカーの、いわゆる善悪紙一重の精神的な領域に踏み込んだところやダークナイトシリーズのまんまダークな世界観が個人的に好きなせいもあってか、とりあえず正義集合!といった今作はあんまり好みじ>>続きを読む

百年恋歌(2005年製作の映画)

3.7

他のラブストーリーよりなんだか高尚な、神聖な感じがした。
3話ともそこまで台詞が多いわけじゃないんだけれど、なにも言わなくても気持ちが溢れてるのが伝わってきて、二人で一緒にごはん食べてるだけでも尊くて
>>続きを読む

メゾン ある娼館の記憶(2011年製作の映画)

3.7

邦題のせいでB級エロチック映画みたいですがなかなか芳醇な作品。当時のパリの娼館を再現した部屋の造りやドレス、退廃的で神秘的な雰囲気といったらたまらない。愛した男に"笑う女"にさせられたというのが興味深>>続きを読む

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