人一倍正義感の強い女性週刊誌記者・関口花凛那(中西悠綺)。彼女は、DV で訴えられている山部陸斗(渡部純平)を追い、神の国・伊勢へと向かう。当初は記者として真相を追いかけていた花凛那だったが、陸斗の旅が、自らの罪と向き合うための深い懺悔の旅であることを知る。やがて妻・早江(関めぐみ)が告訴を取り下げるが、それでも陸斗の心は救われない。法による罰を免れても、自ら犯した罪の記憶から逃れることはできない――。「罰のない罪」を背負い、絶望の中でもがく陸斗。その姿を見つめ続けるうち、花凛那の中にも記者という立場を超えた感情が芽生え始める。雨と祈りの風景に包まれた伊勢を舞台に、罪と赦し、そして二人の心が静かに重なっていく。