RIO

19 (ナインティーン)のRIOのレビュー・感想・評価

19 (ナインティーン)(2000年製作の映画)
5.0
頼まれたら断ってはいけないくらい怖そうなお兄様たち
逃げられると思ってんの っって衝撃の言葉

替えのない服で果てのない街に出る
檻のなかはつまらない

何も思わず夏の仄かな風
これで良いかな という心地
アルチュール・ランボーの見たような放心の空の色の下 感情が湧きあがり消えてゆく
無垢な砂たちは名前も洗い流して消え失せた

高校の同級生から聞いた体験談を元に創作という物語
*スクーターで走ってる所を3人組の男たちに声を掛けられてそのまま車に引きずり込まれた
半日の間散々連れまわされた挙句に1人でポチっと置き去りにされた*

かなりカッコいい鉛色みたいなギターが「デッドマン」だった

Agnes.bが映画を気に入って公開権まで手に入れて様々な国で上映してくれたという
監督・脚本・編集・出演の渡辺一志の不可避な感性に*痺れるのひと言*

突然の嵐が過ぎていこうとする
きっと2度と会うことはないであろう愛すべき人たち
会話が最高です☆☆☆
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