ずっと見たくて見れてなかった作品。
TOKYOを舞台にした名監督によるオムニバス。
1話目「インテリア・デザイン」
監督 : ミシェル・ゴンドリー
椅子になっちゃう女性の話。
まさかの展開すぎました。
“したいことをしてこんなに役に立ってる“
なんか本人は嬉しそうで良かったけれど、
行き場を失ったという見方を変えると切ない。
椅子になる過程がちょっと恐怖だった。
あと狭い部屋の感じとてもリアルでした。
2話目「メルド」
監督 : レオス・カラックス
メルドの恐怖。
何かが起こると、賛成派と反対派が出てきて、
それが対立する日本の風潮がリアルだった。
あの撮影を東京でやっていたということが、
信じられない。(歩道橋が埋まるほどの死体とか…)
死刑台も日本の作品で見たの初めてかも。
洞窟も含めてびっくりだった。中々ヘビー。
判決していく最中の3画面構成や、演技、
3言語の通訳がいるところが中々見どころ。
3話目「シェイキング東京」
監督 : ポン・ジュノ
引きこもり生活をしていく人々。
機械化されていく社会の中で…
地震が表現するものは、人と人とが出会い、
引かれ合う、“揺れ動く気持ち“なのかな。
こちらも無人の東京と、町を巻き込んだ、
エキストラ撮影が凄い。中々見れない映像。
ちょっと不思議な3つの物語。
全部違うテイストを楽しむことができました。
あと、エンドロールの音楽が素敵です。