ゾ

大いなる幻影 Barren Illusionのゾのネタバレレビュー・内容・結末

大いなる幻影 Barren Illusion(1999年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

武田真治気味の悪いきれいさがあって見ていてゾワゾワした
部屋が良すぎる、こんなに大きな窓がたくさんあって部屋からきらきら光る緑が見えて、畳で窓際には座れるようなところがあってって物件羨ましい 3部屋くらいあって広いしリノベ可っぽいし…と思いながら見てた
眠くて途中ちょいちょいうとうとしてしまった、台詞の少ない映画って何が起きているのか把握するのが難しくて、何起きてるかわからなくなると眠くなってしまう
しかしなんとなく尋常じゃないことが起きている世界らしく、ガスマスクみたいなのを付けて外出する人たち、外の海から流れてくる骸骨、あっさり行われる犯罪とか、終末を予感させる 序盤に出てきた2000年以降云々いって飛び降りちゃった女なんだったんだ こわいよ
そんな中なにも付けず平気で外に出てしまう2人 透明な風船やボールで無邪気に遊んでいる お腹痛いって言って運ばせるところよかったな 親密さを感じた
黒沢清が撮る暴力ってあっさりしてて嘘みたいでこわい みんな平気で人を殴るし殺す
フィルムの光の写し方が良かった 暗かったり明るかったり ロングカット多いね〜

大いなる幻影というのは愛のことみたい、本当にそうだとおもった
DVD買おうかな、ぼんやり流したり見たりしたい作品だった けっこう好き
ゾ