大いなる幻影 Barren Illusionの作品情報・感想・評価

大いなる幻影 Barren Illusion1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

3.6

「大いなる幻影 Barren Illusion」に投稿された感想・評価

とみ

とみの感想・評価

3.7
セリフが少なすぎる
あまりに淡々としている

黒沢清""節""近未来ディストピアSF
タルコフスキーでいうところの『サクリファイス』的なディストピアで、『ストーカー』的なSF

物語としてはあまりに内容が薄いけど、映像で勝ってる
うさ

うさの感想・評価

2.0
セリフが非常に少ないため1.5倍速鑑賞。

この作品に出てくる人達は不可解な行動ばかりするので面白い。

・ゴミ箱あさって取り出したストッキングを嗅ぎ出すオヤジ

・公園でバランスボール投げ合うカップル

・謎の太鼓叩き集団

花粉症を抑える薬の副作用が、生殖機能が無くなる!?∑(゚Д゚)

主人公を演じたのは筋肉芸人で話題の武田真治。

wikiであらすじ読んでから観たのですが、書いてあるあらすじが、本編の終盤までの内容でしたので、かなり薄い内容だなと物足りなさを感じてしまった。
やりたいことだけやったって感じだった、こういうのは映画館で観ないと最後まで集中できない……
桂

桂の感想・評価

3.0
ボーっと眺めていたが、見終わってみるとちゃんと黒沢清の作家性で溢れまくっていたなと。
一

一の感想・評価

-
ウッ…素晴らしい。少ない台詞と空白のキャラクター。ただでさえものすごくあやふやなのに、男(武田真治)は文字通り透明になり消えてしまう。終盤、“ここじゃない何処か”を目指す女が駆け出していく海は外部との隔たりでもあり繋がりでもある(『神田川淫乱戦争』はまさに川を隔てて繋がる映画だった)が、そこに流れ着くのは白骨。それを見た女は「もう終わっちゃう」と取り乱す。「僕がいるだろ」「どこにいるの?」「ここだよ」「ここってどこ?」この男女の会話はそのまんまのことを言っている。その後、黄色い扉のこちらとあちらで一旦別れてしまった二人は、これまた象徴的なビニールの膜がぶら下がった郵便局の窓口の内側で、それぞれ強盗と局員として再会する。そのときには、女が男をこちらへ引きずり込むのだ。覆面を剥がれた男は壁際にへたりこむと透明になり消えてしまう。女は消えた男のいた場所を見つめ、二人の間に倒れかかった脚立を取り除いてそこへ近づいていく。女の伸ばした手がいつの間にか出現している男の肩を叩くと、その手をとって男は立ち上がる。郵便局の前の階段に所在なさげに並んで座る二人の姿で映画は終わる。美しいなあ。男が情けないのはムカつくが、僕も情けないのだから仕方ない。
osaka

osakaの感想・評価

3.8
黒沢清が自由気ままに撮った映画。見ている間は「これほんとに映画か?」ってくらい全てが最小限で退屈なのだが、見終わると「あ、映画だった」という。ギリ映画、みたいな感じでしたね。
そんな中でもやはり観客を驚かせたい、という彼の欲望なのか作家性なのかが噴出する瞬間は確かにあり、霞んで見えるほど透明に近いこの映画「大いなる幻影」にくっきりと輪郭がもたらされるのかと思いきや、「消えて…」という囁きと共に(これもほとんど聞こえない)文字通り輪郭がぼやけ消えてしまう。何とも人を食った映画。中盤の長回しや、サッカーのフーリガン達の抗争、ユーラシア大陸から日本が消える…‼︎といった展開も黒沢流の理屈はあるらしいのだが、さすがに今回はわからなかった。でも面白かったんだから不思議よね〜
お話が超抽象的で、それを台詞ではなくアクションと切り返しで語りきってしまっているので混乱しまくりだが目が離せない。
特に唯野未歩子がコピー機を弄ってる時に画面端の不気味な女と会話する場面の切り返しは妙だ。
女の主観ショットで唯野未歩子がコピー機をいじる見かけになったかと思いきや、いつの間にか女の左肩が僅かに入る画角だった事が判明して一気にショットの視点や根拠がわからなくなって混乱する(黒沢清がミスでこうしたショットを採用する訳がないので)。
それに、この映画は切り返しで音も切断するからより空間の繋がり自体疑いたくなる。
例えば唯野未歩子が武田真治の側を向いてカメラに向かって話しかける場面とか、その視線の先に彼がいるかどうかとても不安になる。
他にも、武田真治が三度消失するショットで唖然とした。
他人との関わりから個を保っている人間は結局孤独的なことだと思った。
奨夋

奨夋の感想・評価

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弛緩しきった弦の音
父親のレコード傷つけたのになにも言われなかったこと思い出した
一回だけじゃようわからん
emiemi

emiemiの感想・評価

3.2
長い長い〜
最後のパレードが1番の見どころ?
若かりし武田真治が見れる
消えたり見えたり、床の下が光ったり、ほんと大いなる幻影だね
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