大いなる幻影 Barren Illusionの作品情報・感想・評価

大いなる幻影 Barren Illusion1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

3.6

『大いなる幻影 Barren Illusion』に投稿された感想・評価

愉快なはずの鼓笛隊も黒沢清が写すとなんだか虚しい。人が飛び降りて命が消えても、種を植えて芽が出て命が生まれても、そこに悲しみや喜びはない。2000年問題、とてつもない花粉、生殖能力を失う花粉の特効薬…

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消滅する人間、給水塔と飛び降り、2000年問題的なテクノロジーへの不安、謎の植物モチーフと、至る所に『回路』の原型が観られて興味深かった。回路がいかに親切丁寧なエンターテイメントだったか認識できる難…

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4.3

黒澤清監督について行こうと決心した。
インタビューでも「シナリオの整合性は無視して、映像の面白さを極端に追求した。(意訳)」というようなことを話されていたのだが、まっっじでストーリーは意味わからなす…

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いの
3.5

1999年制作の2005年を描いた映画。大量に舞う花粉。治験者として服用する新薬には生殖機能が失われる可能性があるのだという。これは世紀末からみた近未来のお話。でもコロナ以後を生きるわたしには、今よ…

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3.9
黒沢監督作品の中で一番映像が良かった。(全部観たわけではないが)怖さも一番。
話は説明不足すぎて難解だが、特典映像を観れば何となく理解できる。
3.8
音楽は使用せず、セリフも極端に抑えてただただ画面に集中させられる。若干マンネリにさえ感じる単館系の美学に悪酔いしそうになりながらも面白く見た。

1999年製作。95年設立の映画美学校の生徒たちと作ったようだ。
近未来東京が舞台のすれ違うカップルを描いている。黒沢が考える東京のペーパーワーカー×チンピラもの。
武田真治と唯野未歩子主演で、武田…

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このレビューはネタバレを含みます

虚無とはまた違う感覚。消失。
国境・文化が消えて、男女が消えて、中盤あたりから時間も消えている?レコードが空回りして、最内周をグルグルと回っている。

現実とリンクしていると言えなくもないのが恐ろし…

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くろさわさん初の”愛の物語”らしいよ!🤣

くろさわさんが、学生さんと一緒に作った作品らしい…。
セリフがほとんど無いので、登場人物がナニを考えてるのかひじょ~に分かりづらいためすっげ~難解…。😭

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フツーに好きだ。芦奈野ひとしとかと概ね同じ栄養素が得られる。ちょっと怖いが。『彼を信じていた13日間』でも出ていた黄色の塗料(とカーテン)が登場。散々軽い物を画面上に飛ばして/散らしてきた清だけど、…

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