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愛と死の間でのNYoLoのレビュー・感想・評価

愛と死の間で(1991年製作の映画)
3.3
かつては夫婦だったエマ・トンプソン、ケネス・ブラナー主演のミステリー。監督もケネス・ブラナー。

それからアンディ・ガルシアが脇役で出演してます。子犬みたい、め〜っちゃかわいい!

若かりしロビン・ウィリアムスも出ていて、とても豪華です。が、ロビンの使い方がどやねん、っては思いました。


往年のミステリー的作風を狙って撮ったのかな。でも、名だたる古典ミステリーって、名作と言われるだけあるんだなって、本作を観て思いました。どうにもキレが悪い気がする。

記憶喪失、催眠術、輪廻転生、真犯人、ミスリード、そして愛。いろいろ詰め込んでるので、なんでそんな風に思わされたんだっけ?ってわからなくなっちゃった。途中で出てきた自称恋人の俳優、あれなんのために出てきたのかな?

もう一回観なきゃだけど観る元気はない。

ラストの乱闘は、個人的には天国と地獄みたいな曲を当てたかったかも。きっと笑えるだろう。なぜかあまり緊迫感がないのは、コミカルな役のエマ・トンプソンの印象が強いからかもしれない。

観ている者を裏切ろうとすると、それまでの謎めいた感じに少し破綻が生じて、どうしても無理矢理感でますね。
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