かつては夫婦だったエマ・トンプソン、ケネス・ブラナー主演のミステリー。監督もケネス・ブラナー。
それからアンディ・ガルシアが脇役で出演してます。子犬みたい、め〜っちゃかわいい!
若かりしロビン・ウィリアムスも出ていて、とても豪華です。が、ロビンの使い方がどやねん、っては思いました。
往年のミステリー的作風を狙って撮ったのかな。でも、名だたる古典ミステリーって、名作と言われるだけあるんだなって、本作を観て思いました。どうにもキレが悪い気がする。
記憶喪失、催眠術、輪廻転生、真犯人、ミスリード、そして愛。いろいろ詰め込んでるので、なんでそんな風に思わされたんだっけ?ってわからなくなっちゃった。途中で出てきた自称恋人の俳優、あれなんのために出てきたのかな?
もう一回観なきゃだけど観る元気はない。
ラストの乱闘は、個人的には天国と地獄みたいな曲を当てたかったかも。きっと笑えるだろう。なぜかあまり緊迫感がないのは、コミカルな役のエマ・トンプソンの印象が強いからかもしれない。
観ている者を裏切ろうとすると、それまでの謎めいた感じに少し破綻が生じて、どうしても無理矢理感でますね。