尿道流れ者

女囚さそり 701号怨み節の尿道流れ者のレビュー・感想・評価

女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)
3.2
最終作では梶芽衣子がやっと愛することのできる男を見つける。それが田村正和。少し古畑任三郎のあの感じがチラつくが、影のあるかっこいい役だった。さそりシリーズの駄目なところは基本的に作戦がずさんなところ。今回もそれはキツくない?って作戦を実行し、まんまとつかまる。追い込まれた人の姿とみればなんとかついて行けるが、もう少し起点のきいたところも観たかった。ときどき出てくる空が不思議な色に染まるチープな演出はダサかっこよくて良い感じ。