記録。
平凡に生きる高潔な警察官と平凡を壊された若きテロリスト。親子のような絆を築いていけるであろう2人は、互いの信念を守るために対峙する。
社会の敵とも言えるテロリスト。それを生みだしているのも社会。どちらにもどこか共感出来る中で、どーあがいても良い終わり方にはならないと序盤から思いながら鑑賞するのが辛く切ない。
描写としてトムの家族と仲を深めるシーンやIRAに関するエピソードがあまり無い分、全体的にストーリーに起伏がなく単調なのは、物足りなさを感じるが、ハリソン・フォードとブラピの演技が多少カバーしてくれる。やっぱ上手いなー2人とも。