パク・チャヌク監督、復讐三部作のその１をようやく観ました。
これこそまさに復讐なんですが、哀しいなあ・・・。
何も残らない。
ソン・ガンホさん演じるドンジンは会社の社長。経営が大変でリストラを行い、恨みを買っています。
その従業員の一人がリュウ（シン・ハギュン）。彼は聾唖で腎臓病の姉を救うために懸命に生きています。それを支えるのはユンミ（ペ・ドゥナ）。
リュウはその退職金で手術をしようとするが、いろいろあり詐欺にあってしまう。
で、リュウとユンミは誘拐で金を用立てようと考え、ドンジンの娘を誘拐します。
ここからは是非映画をご覧ください。
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シン・ハギュンさんは「エクストリームジョブ」の敵役でラストリュ・スンリョンさんと船で戦う方。そして「悪女」では彼女の因縁の相手役。ペ・ドゥナの元カレです。
ちなみに「ベルリンファイル」「ベテラン」のリュ・スンワン監督が出前の男役で出演し、シン・ハギュン＋ペ・ドゥナのアクションの演出もしています。
さらにリュ・スンワン実弟リュ・スンボムさんは俳優で、今回は川辺にいる青年役で出演。
あとね、劇中にアニメがたくさん出てくるんですけど「ぼのぼの」です！
パク・チャヌク監督が大好きだそうで！かわいらしい！
映像的にすごく良かったのは、双方が電話をするモンタージュ。
ドンジン（ソン・ガンホ）は刑事と電話。
「ひとつ聞こうと思ってたんだが・・」
「殺します」
そしてシン・ハギュンは詐欺の犯人探し。
それもまた殺す目的。
この時のソン・ガンホ側のカメラ、どこから撮ってるんだろう？と思ったら一連のシーンの最後に引き画で子供部屋だったんだとネタばらし。
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