私は本当にこういうアホ丸出しの映画が大好きであり、とりわけ「俺たち○○シリーズ」の中でもトップクラスに好きな作品。
ウィル・フェレルはもちの論サイコーなのだが、相棒のジョン・ヘダーが本当に素敵な役すぎる。
最初に「バス男」を見ちゃったので、「え？この人こんなイケメンだったんだ！」て眼玉飛び出そうになった。
彼を孤児院で発掘する富豪も名脇役ウィリアム・フィクナーだし、黒人のコーチは「ズーランダー」でもオカマの秘書役だった人だし、エイミー・ポーラーは本当の夫婦で夫婦役だったみたいで、コメディー映画の常連さんがいっぱい出ていてハッピーになるしかない映画。
最初から笑いっぱなしで、最後のオリンピックの大会の場面では、マスコットがひどい目に合うあたりで腹筋が崩壊しそうになった。
本当に平和で楽しい映画なんだけど、古き良き時代のスポ根的要素もしっかり踏襲しつつ、全員にドラマがしっかりあってただのおバカ映画と侮るなかれ、のレベルの高いコメディーなのです。
合宿の場面に出てくるウマ毛のブラシ、私もめっちゃほしいわ。
余談であるが、主演のウィル・フェレルは「俺たち○○シリーズ」でキチガイ的ゴーカイな役ばかり演じてる人ではあるが、ものすごく繊細で神経質な俳優さんで、作品ごとの契約書には「休憩時間には一切私的な会話で話しかけないで。僕は役作りに没頭したいから」というもんもんを共演者と交わすほどの仕事人らしいですよ！ギャップ～～～～！
