はんそく負け

愛のお荷物のはんそく負けのレビュー・感想・評価

愛のお荷物(1955年製作の映画)
2.5
個人的には引いてしまうくらいのブラックジョークも飛び出すコメディ。画面の情報量をパンクさせたり、人物らの感情すらはぐらかしたりと不気味さまで漂う。後半御涙頂戴のメロドラマ批判が台詞として発せられるが、つまりは流行(ベタ?)へのアンチテーゼであり、観客の感情を乗せるつもりなんてさらさらないのだろう。一定の理解はできるが、結局面白くないんだから気に入らねーっすというのが正直な気持ち。