スプーン

砂の女のスプーンのレビュー・感想・評価

砂の女(1964年製作の映画)
5.0
蟻地獄にハマった男。

不可思議で、不条理で、不気味なその場所で、
男は砂にのまれ、正気を失っていきます。

『確かなものなど、この世には無い』がこの映画の主題でしょう。

そしてベースにあるのは、敗戦の苦い記憶。

傑作でした。