砂の女の作品情報・感想・評価・動画配信

砂の女1964年製作の映画)

上映日:1964年02月15日

製作国:

上映時間:147分

ジャンル:

4.1

『砂の女』に投稿された感想・評価

原作者安部公房自ら脚本を担当した本作は、1964年のカンヌ審査員特別賞並びにその年のキネマ旬報1位など邦画各賞を総ナメにした。どこかSFちっくなストーリーと勅使河原宏のアーティスティックな映像美が高…

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1夕
3.9
武満徹いい仕事してるね。
原作のが好きだけど、公開おせっせ要求されるとこは原作超える不気味さあって好き。
知っててもあのラストは変な笑い出てしまう。

この時代に
と人はよく比較する

僕もそのひとりだ
こんな時代にって
ボソボソと呟くように

でも本質は同じ
進歩も退化も日常となれば
人はそんなに時代時代で変わってはいない

何よりも本作を観ると…

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演技とセリフが気になる
恋愛の部分が酷い
フィルムの現像に水が必要というのが面白い

必見映画選集から視聴。
何の予備知識もない状態で視聴した。安部公房っぽいなと思ってみていたら原作が安部公房で驚いた。というかルールや女性のセリフの感じがほぼ箱男だった。
安部公房、あまりたくさん読ん…

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Roy
4.3
このレビューはネタバレを含みます
冒頭の内省「証明書等々の...」の深い声に痺れた...

穴ぐらの構造と懐中電灯の点列群が、あたまの中に思い描いていた情景の一部に酷似してて恐ろしかった

勅使河原監督の安部公房作品もっと観たかった...
4.0

文博にて友達と鑑賞。
やばい。砂、水みたい。風紋のくねりが何か悩ましく見えてくる…。砂かぶった裸体の発想なかった。とうしようもなくてずるずる足元や縋り付いた先から崩れてのめり込んでいく。めっちゃ面白…

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3.3
備忘録

去年観たのかな
悪夢のような気持ち悪さ

人間が一番怖い
と実感がした

と思った気がする

東京から珍しい昆虫を探しに砂丘地帯の村へやって来たら、蟻地獄の如き場所に建つ家へと誘い込まれ、帰れなくなる男。

家に住む女にとっても地獄であるにも関わらず、もはやそこに居る事がアイデンティティと化…

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勅使河原宏らしいスタイリッシュな演出が素晴らしくオープニングから引き込まれる。シュールで独特なストーリー、世界観がユニークで楽しめた。武満徹の音楽も良い。35mmフィルムでの上映なのが最高。

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