『他人の顔』『燃えつきた地図』とあわせて失踪三部作とされる『砂の女』。
恐らく安部公房の作品の中で最も有名な本作だが、やはり代表作だけあって安部の象徴たる作品の1つと言える。
本作について、また安部…
念願のcriterionで。恐ろしいのにほうっと見入ってしまう。砂のディストピア。男と女、汗、水、肌、砂。すべての砂が、生き物が本能を持ってそこに存在している。見事な映像美、終始不吉で恐ろしい音響。…
>>続きを読む「映画化」というものの貴重な成功例である。原作に夢中になり、映画館(リバイバル上映だった)でもスリリングで実存的な映像世界に入り込んだ。岸田今日子の鰻のような(?)存在感がいいし、岡田英次の個性も観…
>>続きを読むラストに鳥肌が立った。
3日の休みが3か月。
いつでも逃げられると思って7年。
逃げることを諦めたのか、逃げることが怖くなったのか。
きっと彼は、選択することそのものから逃げたのだ。
選択から逃げる…
二度と帰れないと思わせられるような永遠に続く砂漠、汗で湿った体にべったり貼り付く砂の不快感、極限状態での欲情、そして最後の選択、、どれもリアルで画面に釘付けになった。
おそろしくて美しくて気持ち悪く…
安部公房贔屓、原作贔屓で5万点。
生誕100年記念のリバイバル上映で映画館で観た。
オープニングの演出から最後まで心が奪われっぱなし。好きな小説の映画化ほど怖いものはない。活字から頭の中で描いたイ…