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砂の女のappleのレビュー・感想・評価

砂の女(1964年製作の映画)
4.2
人って結局落ち着くところに落ち着いて仕舞えば、それ以上を望まなくなるのかな。

汗ばんだ身体に、砂がまとわりつく。あの感覚を思い出すと不快極まりないけど、あの映画を観ていると何故か気持ち良さそうな気もしてきてしまう。
岸田京子の演じる女はなんであんなにも謎めいていて、妖艶なのか。
最後のシーンで掲示板にかかれた月日を見た時にゾッとした。

水を蓄えることができるとわかった時の教授のガッツポーズ(小躍り)が可愛かった。
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