デンマークの音響作家Jacob Kirkegaard(キルケゴールさんです)の作品はほとんど『砂の女』のオマージュに見える。
https://m.youtube.com/watch?v=VHQg0VlPcBs
部屋の柱と岸田今日子の位置関係、ドアップで汗と砂が混じる肌の質感、家を見下ろす村の者たちの下卑た顔など、ベルイマン(特に処女の泉)を思わせる映像が多数。キネマ旬報外国映画賞ベスト1を連続でとってしまった当時の影響力の強さを伺わせます(この映画もキネ旬邦画1位取ってる)。
セリフが浮ついて聞こえてしまうのは原作を知ってるせいか。印鑑、いいですね。