しゅん

砂の女のしゅんのレビュー・感想・評価

砂の女(1964年製作の映画)
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デンマークの音響作家Jacob Kirkegaard(キルケゴールさんです)の作品はほとんど『砂の女』のオマージュに見える。

https://m.youtube.com/watch?v=VHQg0VlPcBs

部屋の柱と岸田今日子の位置関係、ドアップで汗と砂が混じる肌の質感、家を見下ろす村の者たちの下卑た顔など、ベルイマン(特に処女の泉)を思わせる映像が多数。キネマ旬報外国映画賞ベスト1を連続でとってしまった当時の影響力の強さを伺わせます(この映画もキネ旬邦画1位取ってる)。
セリフが浮ついて聞こえてしまうのは原作を知ってるせいか。印鑑、いいですね。
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