松長もんど

乱暴者の松長もんどのレビュー・感想・評価

乱暴者(1952年製作の映画)
3.5
アパートの立ち退きを進める為に、家主は頭の弱いブルート(乱暴者)を利用する。

初期(メキシコ時代)のブニュエル作品は非常に残酷だ。
脚本にクレジットされているのはブニュエルともう一人、”ルイス・アルコリサ”と言う人物。この人物については全く存じ上げないが『忘れられた人々 (1950)』や『エル (1953)』でもクレジットされていた。

と言うわけで少なくともこの2作品と比べると平凡な出来であると感じるが、本作もやはりブニュエルらしく、ラストシーンが印象的。