ゲイリーニューマン

風と共に去りぬのゲイリーニューマンのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.0
レポートNo.140
1860年代のアメリカ南部ジョージア州を舞台に激動の時代を生き抜くスカーレット・オハラの半生を描いた作品

往年の名作。
今や人種問題を問われ、その価値が薄れているように感じますが...。
公開年も驚き、1939年!約80年経った今でも心揺さぶられます。

スカーレット・オハラの叶わぬ恋の話だと思ってましたが、変化の激しいアメリカにおいて変わらず愛していたのは"タラ"の土地だったんですね。
アイルランド系移民のスカーレットの父の言葉「この世界において、その為に働き、戦い、死ぬ価値があるのは土地だけだ。なぜなら土地が最後まで残るものだから。」というセリフの中にも、アメリカという国の成り立ち、歴史を垣間見ることができ印象に残っています