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風と共に去りぬのperryのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
5.0
我らには綿花と奴隷、傲慢さしかない
指に飾るより夫を助けたいのです
愛してない男と結婚するのが趣味ですか?
彼女は夢だった。現実に負けない夢だった

あまりに面白い
4時間近いが長く感じない
この長さでカラーという衝撃
そして1939年があと少しで100年という事実
風とともに去りぬ とファンタジアは戦時中にみた日本人のエピソードも好き

「究極のハリウッド映画というコンセプトで作られた本作は歴史映画の人気作品を判断する基準として君臨し続ける」と1001本に書かれていた

クラークゲーブルが沢村一樹にみえてきた

スカーレットは最初はなんやこのワガママと思っていたけど、メラニーを最後まで見捨てず、農園とタラの土地を守るために結婚など色んな手を尽くす姿を見てなんと強い女性!と見直した
この時代に意思を通すのは難しそうなのに

ラスト20分の展開には驚いた
有名なセリフが2つも聞けるとは

確か「芋たこなんきん」でマーガレットミッチェルは出したのは一作だけと力説してた記憶が

前編の最後、変わり果てた南部の地でスカーレットが決意するところが良い
海外ドラマのラストみたいな感じ

今でもインフレ調整したら歴代一位なだけある
黒人の扱いもこの時代では良い方
シナラの詩とカラー映像、印象的なセリフが観た後に満足感をもたらした
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