らまんば

風と共に去りぬのらまんばのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.0
🍄2024年の野望🍄
《アカデミー賞作品賞》受賞作品制覇✨
全95作品中記念すべき1作目✨✨
1940年作品賞受賞


オープニングからめっちゃ有名な曲でのスタート🎶この曲ってこの映画の曲だったんだ💡(1940年のアカデミー賞8部門受賞してても歌曲賞は取ってないんだ〜と思って調べたら歌曲賞は『オズの魔法使い』だった……なるほど。)

開始10分でエンディングかと見紛う有名な燃えるような夕日のタラの丘で2人の人間の寄り添うシルエット……てっきりあれはレットとスカーレットだと思ってたら相手はまさかのオトンかいっ!😂

231分の長丁場だし、お正月休みにチャレンジ!と思って挑んだけれど意外とサクサク進んで気が付けばあっという間だったという不思議。

南北戦争勃発直前のアメリカで主人公のスカーレットは南部で財を築いたオハラ家のワガママ娘。欲しいものは欲しい。他人の男も欲しい。どんな男もメロメロにする小悪魔的美少女でありながら意中のアシュリーだけは手に入らない。そのモヤモヤが彼女をメンヘラにする。アシュレーが愛するメラニーと抱き合う姿を覗き見するストーカー。それを目の当たりにしても『アシュレーはあたしのことを好きなのよ』と根拠のない自信と勘違いから成り立つまぁまぁヤバい女。
アシュレーもアシュレーでスカーレットに『あたしのことどー思ってるの?』と詰め寄られても『君は綺麗だけど結婚向きでは無い』とのらりくらり。

その2人のハッキリしない様に長年周りの人たちが振り回されちゃうお話💦💦💦

とゎいぇ、スカーレットにとって戦争は文句を言いながらも生き延びるための労働を自らしたり、問題解決するための解決方法を考え実行したり、非常に成長できた機会。意思も気もどちらも強く、高飛車な態度でありながらも困ってる人はなんだかんだ放っておかない、優しい面も持ち合わせてることを見せてくれて見直した矢先に少し楽できそうな場面があるとそれをフルに活用しようとするアマちゃんに逆戻りしたり、その繰り返し。

きっとスカーレットはchallengingな人生で試練の連続の方が実は実力を発揮できるカリスマ実業家タイプなのでは??それなのにあほんだらアシュレーのことを長年好きだと勘違いしちゃったせいで不幸な運命を辿ることになった周りの人々がただただ不憫……

スカーレットが性悪小悪魔ならメラニーはリアル聖母。

「南部の黒人奴隷制度」とは言うけど、プリシーは奴隷ながらに立派に承認欲求高めのワガママっ娘。こんな自己主張の強い奴隷いる??

レットバトラーの紳士なイケおじっぷりにキュン💕マジで好き。こんな男性、周りに居ないかなー👀特に終盤、打ちひしがれてボサボサヘアになった時の風貌なんて完璧すぎる(´∀`艸)♡♡

そして忘れちゃいけない作品中最も良識人のお手伝いさんマミー。この人のおかげでスカーレットお嬢様がこの程度のメンヘラ止まりで済んでる気がするwww
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