風と共に去りぬの空のレビュー・感想・評価

映画史に燦然と輝く不朽の超大作。忙しない現代社会に染まってしまった自分には4時間弱という上映時間は流石に長すぎて、何度目かの挑戦で初めて最後まで観ることができた。南北戦争終結後のパートは正直ちょっと退屈で眠くなったけど、最終盤の怒涛の展開で盛り返した感がある。

しかし80年以上も前の戦前にこんなにスケールの大きい映画を（しかもカラーで）作れたというのが驚き。開戦後に裏ルートで本作を観た一部の日本人が「こんな凄まじい作品を撮った米国との戦争なんて無茶だ！」と嘆いたエピソードにも納得。