ポルタん

風と共に去りぬのポルタんのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.7
上映時間が4時間近い超大作だが、次々と話が展開していくので冗長なシーンはほとんどなく、退屈はしなかった

それまで自分がいた世界が激変するなかでのスカーレットという女性の生き様を描いた作品だが、普通の人はスカーレットに共感を感じる部分は少ないだろうと思う。スカーレットは人柄的に魅力的な人物として描かれてはいないし、自分もスカーレットのような人が身近にいて欲しいとは思わない

でも、スカーレットには「生命力」とでもいうような能力があり、社会の中にはこのような人もいて欲しいと思わされる魅力がある。こういう人が世の中を変えるのではないか

最後には、スカーレットが今後の生き方について決意するシーンで終わったが、ラストシーン後のスカーレットの生き方も見てみたかった

音楽は、テーマ曲が特に良かった
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