「狭い、苦しい」
コンクリートに囲まれた、狭い密室に閉じ込められた男の話。
狭いけど空間は広がっていて、縦向きになったり、横向きになったりするんだけど、ずっと苦しい姿勢できつい状態が続く。
ずっと息苦しいシーンが続いて、閉所恐怖症の人が見たら発作起こすぞ!
特に鉄パイプが口に挟まった状態で、狭くて口に挟まったまま横移動するシーンがきつい。歯がボロボロになったり、折れたりする描写を期待したけど、そこまではなかった。
最後の最後で、ちょっと意味があるような場面に切り替わってしまったのが好かん。完全に短編として割り切って、暗い密室のままで、何の説明もなく終わる方が好きやな。
あと水に潜るシーンは、水がもっとドロドロで濁ってる方が嫌な感じがしていいと思う。