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交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱいのbluetokyoのレビュー・感想・評価

2.7
夜、雪の中だっけ、少年少女だった、レントンとエウレカ、あとクリオネの出来損ないみたいなニルヴァーシュ(この造形が不釣り合いなほど幼稚、なんとかならなかったのだろうか)、それと、先生のドミニク。ほどなくして、ドミニクは亡くなる。
ワルサワ研究所に人民解放軍やってきてエウレカを連れ去ってしまう。なにもできないレントン。
8年後、レントンは戦闘母艦、月光号にいて最重要機密の回収を行う作戦に参加。
なぜか、ニルヴァーシュが勝手に動き出し、向かった先にエウレカがいた。エウレカを助けるとニルヴァーシュはイマージュを倒してしまった。
実は、最重要機密というのはエウレカ自身だったのだ。
戦闘母艦、月光号は、なぜか、反乱を起こし、軍から離脱してしまう。レントンとエウレカを乗せたまま。
エウレカは、自分が、イマージュが人間を調査するために送り込んだスパイロボットだと告白する。
さらに、月光号の乗組員は、全員、ドーハの悲劇の生き残りで寿命が三倍の速さであるらしかった。レントンとエウレカはとりあえず月光号と行動を共にすることにした。
月光号の乗組員は、ネバーランドという場所に行けば助かる。エウレカにイマージュと融合するための暗号が内蔵されていて、融合したときにネバーランドへの道が開かれるらしかった。そのためにエウレカを乗せた。
いざこざがあって、レントンが腹を撃たれて重傷を負ってしまう。
イマージュが襲い掛かって来たとき、傷を押さえたレントンが、ニルヴァーシュに乗って現われ、エウレカを連れて脱出する。
月光号のホランドが追いかけるが、そのときタルホが妊娠していること、さらに、その子どもの寿命は通常であることを知り、追いかけるのを止めた。レントンは亡くなってしまった。
神の鉄槌作戦が実行され、そのとき、エウレカはニルヴァーシュとともに、イマージュへ突っ込む。
レントンは生き返ったが、エウレカは言葉と記憶を失っていた。終わり。
最後に、エウレカの記憶が失われたということは、この世界はレントンが構築していた、ということがわかる。
おそろしく複雑で暗示と隠喩が散りばめられているように思えるが、ようは、無垢なエウレカが欲しいということなのだろう。
エウレカの造形がいいので、まあ、それだけなんだけど。
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