このレビューはネタバレを含みます
かつて毎週テレビでやってたアニメ。と言ってもそっちは観たことないんだけど。
どうせロボットアニメだろ…と思ってたらこれが意外と面白い。
派手なアクションシーンも勿論あるんだけど、それ以上に登場人物の持つ「ドラマ」に惹かれた。
特にヒロインであるエウレカの変わっていく様子が印象的だった。今も昔もずっと「主人公が好き」な女の子。でも自分の「運命」に圧倒されて、彼から離れることを「愛情」と思うようになる。でも主人公のひたむきな思い、行動により「彼と一緒にいたい。」と思うようになり、それが新しい運命を切り開く力になっていく…。
ありきたりな展開と言えばその通りなんだけど、この作品には「絶対的な悪役」が存在しないからね。それが従来のロボットアニメとはひと味違う作品になった一番の理由かなと思う。