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ジョンQ 最後の決断のDTのネタバレレビュー・内容・結末

ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

1️⃣2019.8.17 スコア3.6
2回目(前回いつ観たか覚えてないくらい前に観た記憶)
目の前で助けられる命があってもカネがないと助けられない…世の中カネ…複雑な気持ち…映画は楽しめた







2️⃣2024.3.21木 スコア3.3
午後ロー“5週連続デンゼル・ワシントン特集第二弾”にてリアタイ再視聴


【感想】
なんとなくの内容の記憶はあったんだけど、こんな脳筋パワームーブな映画だったけ?とびっくりというかがっかりというか…
なんかもっと感動的な話かと思ったけど、色々やらかしてて、うーんって感じ

主人公に同情はできるものの色々巻き込んでるしなー

人質にされた人たち
立てこもり犯の主人公にすぐ同情して仲間になる展開はや!と思っちゃった(編集でカット短縮された?)
あとは野次馬の群衆のYEAHノリがまさにアメリカっぽいなと…w
アメリカの医療制度問題と戦う立てこもり犯の主人公をヒーローとしてみんなで応援、警察をブーイング
主人公が表に顔を出すと大歓声ってパリピすぎるアメリカのノリ…🤔

立てこもりの仕方もなんかざっくり感?
全然侵入突撃出来そうよな
あれだけでかい建物の一室だけに立てこもってると
デンゼルも全然人質見張ってなかったし、比較的人質も自由に動いてたよな🤔

母親うざかったなー
最愛の息子が死ぬかもしれなくて取り乱すのはわかるけども、それを父親のデンゼルに「なんとかしてよ!!」って当たったり、お金がないと動かない医院長に「あなたとは話したくない!」と言ってたのに、医院長がドナー登録したと聞いた瞬間すぐさま態度変えて「ありがとー😭」てハグしてくるの、なんだかなーって感じだったな🤔

息子くん
最後残酷じゃない?
息子のために立てこもりの罪を犯して命を救ったのに別れ際息子の口から出た言葉が「Good bye」で、デンゼルが「Good byeじゃないよ See you later だよ」て…
なんか見放された感あってかわいそ…

アメリカの医療制度問題ねー
バカ高いんだよね
それで医療を受け入れられない人たちが沢山いると…
医者なら人の命を助けてこそ医者だと思うけど無料で出来るものでもないしな……
金がないと助けられないって残酷だよなとは思う
この間、再放送で『救命病棟24時』見てて、江口洋介が病院の方針や利益を無視して病院赤字だけどバンバン無償で助けまくってるのを思い出して、こういう優しい医者がいてほしいけど病院も経営があるしボランティアではないからなー🤔
アホな考えだけども、医療行為人命救助は基本無料にして医療者たちの給料は国から…じゃ無理か?そしたら税金やら保険もさらにバカ高くなるか?
今だったらクラウドファウンディングとかでお金集められたりする?

てか、息子は助かったけど、莫大な医療費はこれからどうやって払ってくんだろ?無償化されたのか?
これを無償にしたら他の人も…ってなって大変なことになりそうだけど🤔
見逃したかな?おれ

マスコミ
マスコミのハッキング生中継がアメリカ市民が味方になるキッカケになったけど、マスコミ自体はこのニュースでおれはスーパースターだ!って勘違いしてるのがなんともマスゴミって感じ
誰も記者をスターとは思わないよ
当事者のデンゼルがスターになるだけで
なんとも浅はかな…


【ざっくりストーリー】
少年野球プレイ中に突如倒れた息子。
観戦してた父親デンゼルが急いで病院に運ぶと、息子は心臓病で移植が必要と診断される。
移植するためには莫大なお金が必要と提示されて、親であるデンゼルの調査をした病院は、デンゼルがちょうど正社員からパートタイマーに格下げされて保険適用外になってたのがわかり、このままではお金が払えず治療を受け入れられないと判断されてしまう。
デンゼルは近所の人らにお金を分けてもらい、家の物を売ったりしてお金をかき集める。
しかし病院は治療を受けれらない息子を勝手に退院させようとしていたことがわかりデンゼルは動く……

デンゼルは銃を持って病院に凸り立て篭もる。
最初はビビってた人質たちだったけども、デンゼルが緊急の患者を勝手に受け入れて人質の医者達に無償で手術させてたり、妊婦や赤ん坊を抱くママはすぐ解放させたり、デンゼルの動機を知った人質らはデンゼルに同情するようになる。
解放された人達もまわりのマスコミに「彼はとても良い人よ!」と。
病院のまわりはマスコミと野次馬の群衆で人だかり。
マスコミがデンゼルの言い分、動機を報道し一気に立てこもり犯のデンゼルがヒーローになり歓声を浴びる。
マスコミが病院内の監視カメラをハッキングして病院内の様子をワイドショーで生中継。
生中継中にデンゼルは息子と電話して、感動的な会話に全米が泣く。「ボク死ぬの?」「死なないさ…」的な生々しい会話が生中継される。
お金がないと治療はできないと言ってた病院側も涙。
病院側は、この状況で彼の行為を認めて許せば、他の医療機関でも同じことが起きて大変なことになる、と言って要求をのむつもりはなかったが、デンゼルの息子のドナー登録をする。

ドナー登録するも移植相手が見つからず…
それならとデンゼルは自殺して自分の心臓を息子に…と。
止める医者達だったが銃を自分に向けるデンゼルの意思は固く、医者はそれを認めることに…
デンゼルは寝てる息子に最期のメッセージ「ママの言うことを聞くんだよ。悪いことはするな。決めたことは最後までやり遂げろ…」と残し、銃を自分の頭に構える。
医者達はまわりで彼を見届ける……
いざ、ビビりながら自分の頭に銃の引き金を引くが、安全装置を外しておらず未遂に…

冒頭で事故った女性が息子の体と奇跡的にマッチして移植可能に。
それが母親の元に連絡が入りすぐデンゼルに知らせようと連絡するもデンゼルは無線をオフって引き金を引こうとする……

病院から人質が解放される群衆大歓声。
さらにデンゼルも出てきて銃を捨てて身柄確保される。
しかしそのデンゼルは人質が変装した偽物。
デンゼルは医療従事者に変装して息子の手術につきそう。
息子は無事手術成功する……

3ヶ月後、デンゼルの裁判でデンゼルは有罪を受けて2.3年の懲役に。
しばらく息子と会えなくなり息子からバイバイも言われるデンゼル「バイバイじゃないよ、またあとで…」と言い残し警察へ…

デンゼルの立てこもりで医療制度の問題がアメリカで話題に。
著名人(ヒラリー・クリントンやラッパー?)らがトーク番組で意見を述べたりして問題を提起する。
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