冒頭、あれ?これってドキュメンタリー映画なの?と思ったが、ドキュメンタリーと映画を織り交ぜたような不思議な作りの映画だった。
マギー・チャンが本人としてもロアンとしてもとっても綺麗で、惚れ惚れとしてしまった。
ロアンの、髪型、チャイナ服、コート、揺れるイヤリング、クラッチバック、どれもとても素敵だった。
ロアンとしての優雅な身のこなし方や、だんだん精神が崩壊していく様子が本当に憑依したようだった。
ロアンや周りの人々を演じてるキャストをカメラで撮影している、2重に撮っているようなシーンは、シュールで面白かった。
ロアン自身25歳で自殺なんて早すぎるし、男運に恵まれなかったのが悔やまれるな、と思った。