toriten45

恐怖の岬/ケープ・フィアーのtoriten45のレビュー・感想・評価

3.1
誠実さが特徴の弁護士に扮するグレゴリー・ペックに対して恨みを抱きストーカー行為を繰り返すのがロバート・ミッチャム。目付きが非常に陰湿な感じで怖かったです。

妻や娘をターゲットにするなどストーカーの悪辣かつ狡猾な追い詰め方に対しヤキモキし、抵抗しきれない弁護士にイライラしてしまいました。

ラストは弁護士も反撃に転じますが、割とあっさり終了。

本作はスコセッシ監督がロバート・デニーロの出演でリメイク(ケープ・フィアー)しています。こちらも公開した当初、鑑賞したものの印象が薄かったのですが、いずれ再鑑賞したいと思っています。

じつは途中で私が本来観たかった映画と違ったことに気づいたんですね。本作と同様ロバート・ミッチャムが狂気まじりの演技が印象的な『狩人の夜』と取り違えましたー(早く再鑑賞したい…)。

本作『恐怖の岬』の見どころは、当時の2大スターであるグレゴリー・ペックとロバート・ミッチャムによる迫真の演技でしょうか。
toriten45

toriten45