あんみつ

父と暮せばのあんみつのレビュー・感想・評価

父と暮せば(2004年製作の映画)
4.5
反戦・反核はもちろんだけど、"鎮魂"って言葉が頭をよぎり、いちばんしっくり来た気持ち。
おふたりの会話劇で1945年8月6日の事を話しているシーンは語り部のようで、当時の様子が頭の中で映像化され、深く痛みを感じたし、わたしたちのように戦争を知らない世代が観て、大切に継承していく作品だなと思った。
生き残った事に対して負い目を感じてしまう事も人並みの幸せを得ないようにひっそりと暮らしていたり、時代のせいだけど本当はそんなの間違ってるのにね。
原田芳雄さんのお父さん役素晴らしすぎ。あんなお父さんいたら幸せだよ。
聞き慣れないはずの広島の言葉も心地良く感じた。
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