わーんこの日活児童映画も素晴らしいぞ。進路で友情に亀裂が入るお年頃。お父さん職場の事故で亡くなって夜は組み紐の内職してる八千草薫の息子ツヨシくんがいい子すぎてヤバい。家はお金ないし塾行かないしで土手で三つ葉とってうどん粉からうどん作って三つ葉うどん。食育の要素も入れ込みながら、お受験に必死の母親、仕事で無関心の父親に、足の悪い祖父加藤嘉、大人たちの成長も同時に描く一級品。ツヨシくんがチラシの裏に丁寧に綴る「鳥通信」、河原の鳥マニアはイケメンの荒谷公之さん鉄工所で職工しながら独学で英語の鳥辞典を読むエピソードなんかも素晴らしい（職場の同僚に小宮山玉樹サン）「死刑！」やCMギャグのガキのノリ、いちばん周りの空気読みまくり事情通な紅一点の戸川京子ちゃんカワユイし、ツヨシくんの妹もめんこいのう。加藤嘉のためにツヨシくんが作ったたくさんの赤い小旗がアフリカの鳥の尾羽という勝手な解釈させてください。担任の北村総一朗が若い。

戸川京子可愛すぎて、この頃から何サーの姫的なポジションなの凄い。「じく」行かされてるだけのトオル君に対して、粉からうどん作ったり鳥通信の記者もやるツヨシ君の人間力が恐ろしい。将来は鳥好きが集うこだわりのうどん屋やるのかな。トオルのじいちゃん加藤嘉もそりゃ可愛がるし映画はやっぱり加藤嘉が全部持ってくことで安定する。最後の最後、野鳥を見守る会のメンバーに清水さん発見してそれはない！と絶叫した。見守らなそうな清水さんサイコー

戸川京子ちゃんが劇団ひまわり時代、
子役で出ていた。