クォーツ

マイ・マザーのクォーツのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・マザー(2009年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

全然飽きずに引き込まれながら観ました。
お洒落なカットも所々ありますね。この人の作る映画はただお洒落なだけでなく、瑞々しい美しさも感じる。音楽も良い。

思春期の男の子だなぁ〜w。って感じながら所々笑いながら(微笑ましいと言う意味合いで)観てた。2人の喧嘩も思わず笑けた(いい意味で)。

息子と父親似てるな〜笑(性質が)。
こりゃお母さん大変だ。w
そして、世の中の男の子を持つお母さんって大変だなぁ。

ほんとどこにでもありそうな、男の子が大人になって行く過程な気がする。。この息子はより繊細に、深刻に考えているだけであって。

人と違っていいし、おかしくてもいいし、家族とうまく関係気づけなくてもいいと思う。本人にとっては深刻なことでも側から見てたらあんまり悩むな・苦しむなよって言ってあげたい。大したことじゃないからって。

それに母も息子も本気で相手に相対するから摩擦が起こる。人間臭い温かい関係である証拠。

だからやっぱり母と息子の関係が微笑ましい。


でも、こういう関係性を真正面から描いた作品って見た事ないから新鮮でした。観てよかった。

ドランは勿論、フランソワアルノーという俳優さんもかっこいい。2人のシーンもっと観たかったが本質から外れるから仕方ないか。役柄も大人でいい奴で優しい。
クォーツ

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