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裏窓のtubure400のレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
4.2
『裏窓』には、引きこもりながら観ていたいような、変な心地よさがある。あと、主人公の脂ぎって若干体つきがおじいさんっぽいうえに、裏窓から近所の人々の生活ぶりを観てにやにやしているのにもかかわらず、壮絶な美人(グレイス・ケリー)に一方的に言い寄られているところにもなにか、妙な心地よさがある。グレイス・ケリーの登場シーンの優雅な感じがすごい。

あとは遠くの方で恐ろしい犯罪が行われているのをただ見つめるしかないという状況にも、なにか妙な心地よさがあって、現代的な気がした。
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