バーバーのSNのネタバレレビュー・内容・結末

人を殺してしまっても愛する人が免罪で捕まっても、妻が自殺をしても涙一つ流さず煙草を吸うことしかできない主人公の圧倒的孤独に涙したが、身体の一部で唯一成長し続ける髪を整えることで清潔を保つように常に一歩引いた目でしか世界を捉えられない主人公にとても共感した。彼には自意識というものが恐ろしくなく自分ではコントロールの効かぬ世界の流れをクシで整えるように自分で行動しただけなのだ。その果てがUFOに連れ去られるなんて…完璧やろ！

この紳士、めっちゃダンディ。憧れます。