バーバーの作品情報・感想・評価

「バーバー」に投稿された感想・評価

理髪店で働く無口な男が、一人のセールスマンと出会ったことで、人生が大きく変わっていく…。

40年代辺りのフィルム・ノワールを彷彿とさせるモノクロ映像がめちゃくちゃ渋くて良い。些細なことが思わぬ事態に転がっていくのはまさにコーエン兄弟という感じで、サスペンス映画ながらしっかりブラック・コメディとしても面白く、特に今回は因果応報という言葉がピッタリの作品だった。

終始落ち着いた語り口調で進んでいき、画面には古典的な映像が広がるので最初は引き込まれるのだが、ストーリーが少し粗っぽいため気付いたら飽きてる自分がいたのもまた事実…。
あ

あの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

まさに存在しなかった男

考えてるようで考えてない男の愚かな末路

ついつい髪型を見ちゃうシーン好き

ふとしたことから人生の歯車を狂わせていく男の悲劇をモノクロで描く。

1949年、カリフォルニア州サンタローザ。義兄が経営する理髪店で働くエド・クレインは、妻ドリスと彼女の上司デイブが不倫関係にあることに気づく。そんなある日、エドは理髪店にやって来た胡散臭いセールスマンから新ビジネスの話を持ちかけられ、すっかり乗り気になってしまう。エドは資金を工面するためデイブに脅迫状を送り付けるが、事態は思わぬ方向へと転がっていく。

もともとカラーフィルムで撮影して、モノクロフィルムに焼き付けるという方法で完成。
テル

テルの感想・評価

4.0
映画の質感が好き
コーエン兄弟は外しませんねー
最後の終わりかたが好きな作品です。
risao

risaoの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

その直前にウディアレンのマッチポイントを観てしまって、こっちの主人公はあまりにも不運すぎて、同じく世の中の不条理を皮肉にえがいた作品なのに切り口が全然違いすぎて、泣いてしまったよ。
そして、どちらもスカヨハという笑。

ちょっとしたきっかけだし、彼なりに行動を起こしても全部うまくいかなくて負のループなのきつすぎた。

主人公が寡黙な男な分、周りのおしゃべりたちが際立っていた。。でも、途中から独白ばかりでこいつめちゃくちゃ喋るやん…って思った。視聴者にまで本心ひけらかさず、最後まで本当はどう思っていたか分からないところがあった。
でも、床屋に未練はない的なこと言ってるのに、最期の時まで人の髪の毛観てるのどうしてよ。。。泣

あと、コーエン兄弟のカメラワークさすがだなと思った。印象に残っているカットがいくつもあるし、登場人物の顔のアップ、キャストと監督感に信頼がないと出来ないものがあり、グッときた。
カラー版しかなかったからそっちで観てしまって。よかったけど、モノクロで余計な情報を排除して見たいところではあったかも!

あと、今回で言ったら、車の事故のところだけど、コーエン兄弟の本当に突然誰も想像しないところから来る不運みたいなの何…?めちゃくちゃ怖いしうまい!
ユウ

ユウの感想・評価

5.0
戦後。義理の兄とともに床屋を営んでいたエドは、ある客のビジネスマンから投資の話を持ちかけられる。あるきっかけで妻ドリスの不倫を知ったエドは、その不倫相手を恐喝して資金を工面しようとする。

個人的にはコーエン兄弟で一番好きな作品。バートン・フィンク並みに謎めいた要素の数々を含みつつ、ドロドロかつトリッキーに展開していくネオ・ノワールの大傑作。ブラッド・シンプルから変わらないカッコよさ、面白さ!最高です。
イッチ

イッチの感想・評価

4.0
一貫してエドの視点で語られる。些細なきっかけがドミノ倒しのように自らを破滅に導いていく様子をモノクロの画面が際立たせている。
バーバーはモノクロ版とカラー版がありますが、私はモノクロ版のみ観賞。

モノクロ版「バーバー」を映画館でみたときに、「これほどまでに白と黒と中間色の配置をかなり意識して撮影された映画はかつてあっただろうか」と思わされました。

だからモノクロ版がでたあとにでた、カラー版は観ませんでした。私の主観では、この映画はモノクロームの世界でこそ生きてくる映像感覚だと思いましたので。

当たり前な話かもしれませんが、この映画が上映された当初、他映画はカラー映像の映画ばかりでした。

モノクロ映像というのは、昔、カラー映像がまだ存在しなかった時代にモノクロでしか撮れなかったからモノクロで撮影されていたわけで、白と黒と中間色の配置などそこまで意識して撮影されたモノはなかったような印象です。(←あるかもしれませんが)
この映画は違います。

またいつか必ず観ます。
konaka

konakaの感想・評価

3.0
毎日通る帰り道に床屋があって「バリカン丸坊主1000円」って書いてあるの、最初は、今ここで飛び込んでバリカン丸坊主1000円お願いしますって言ったらどうなるかな、社会的に終わるかな、とか意識的に想像してたけど、毎日それをやってしまうから最近はもうそういう思考の辿る道筋みたいなのがなく、一気にその想像の部分に到達してちょっと恍惚とした気持ちにすらなる。
corouigle

corouigleの感想・評価

3.3
招待券

心の広い
素晴らしい友達のおかげ



お喋りな無口さんのお話
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