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バーバー2001年製作の映画)

THE MAN WHO WASN'T THERE/Bâbâ

上映日:2002年04月27日

製作国・地域:

上映時間:116分

ジャンル:

3.6

みんなの反応

  • 主演のビリー・ボブ・ソーントンの表情と侘しさあふれる雰囲気が素晴らしい
  • 脚本が秀逸で、唐突なオカルト話など随所のアクセントも流石
  • モノクロ映像とピアノの伴奏が終始穏やかで美しい
  • 寡黙な主人公の語り口がカッコいいが、所々に入るユーモアはコーエンらしくシュール
  • 平凡な理髪師の人生があることをきっかけにあらぬ方向に展開して、悲劇へと向かう
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『バーバー』に投稿された感想・評価

4.0
このレビューはネタバレを含みます

コーエン作品は不条理もだけど、勘違いも毎回のように描かれてる気がする。白黒だから光の演出が映えてた

妻との馴れ初めを話してる最中に、殺人が起きてるのシュールで面白かった。検視官が気まずくなって、す…

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yuiii
-
主人公の一連の動機はなんだったの?床屋の自分への不満?そこが不明なため響かなかった。
このレビューはネタバレを含みます
・コーエン兄弟の監督作では割と微妙めな出来。フィルムノワールっぽい白黒映画で脚本も良いのだけど、いまいち魅力がない。
4.0
このレビューはネタバレを含みます

ビリー・ボブ・ソートンが圧倒的に素晴らしい。スカーレット・ヨハンソンが登場し、ピアノを弾くシーンでは、音楽(彼女)が彼にとって現実からの逃避であり、同時にわずかな救いでもあることが伝わってくる。ああ…

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メモ引用


この映画は、表面の犯罪スリラーとは裏腹に、実存主義的な絶望の物語です。エドのモノローグはカミュの『異邦人』を思わせ、人生の「不確定性」(弁護人の弁論で強調されるハイゼンベルクの原理…

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コーエン兄弟が監督の全編モノクロ犯罪映画。

少々突っ込み所はあるものの良い脚本で面白い。
スカーレット・ヨハンソンの、そっち側はアグレッシブな姿勢に笑った。
Yutaka
4.0

コーエン濃度がマックスなコーエン作品。映画作家って良くも悪くも手癖がつく時期がある(自分たちのスタイルを確立したとも言える)けど、この時期のコーエン兄弟はまさにそう。コーエンっぽいシナリオ、ユーモア…

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sodai
4.6

救いのない話なのに何故か不快にならない、むしろ心地いい映画だった。
テンポよく歯車が狂い、見事なまでに因果応報のしっぺ返しをくらう展開がコーエンらしくて好。
退廃的で無気力にも見えるような主人公がな…

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コーエン兄弟のサスペンス。先が読めない展開。裁判劇になるのには驚いた。ビリー・ボブが哀れな加害者。  シャンテシネにて
アオ
4.5
めちゃくちゃ面白かった。嘘と真実が、運命と偶然が、生と死が並列にある。
ストーリーとは全く関係の無い「この髪を泥の中に捨てる」っていう台詞、訳が分からなくて痺れた。好きすぎる。

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