無口なのに心の中では常に喋り続けてる男が犯した罪。
モノクロの映像、淡々としたストーリー展開、物静かな音楽と全てがエドの感じる孤独を表していてとても良かった。
そこにいるのに、そこにいないかのように…
原題の"The man who was'nt there"が、作品の流れをよく表現していると思います。
自分のささいな行動を切っ掛けにバタフライエフェクトのように自分あずかり知らない所で周囲に大きな…
モノクロは昔の時代背景、ノスタルジー、というよりは主人公の、虚無感、脱色した世界、ロリータのオマージュではなかろうか。(スカヨハがエロいからっていう意味ではなく笑)ピュアだと思っていた少女がある種俗…
>>続きを読むもしかしたら『シリアスマン』より先にこちらを観ると良かったのかな。本作をもっと深めたのが『シリアスマン』かな。
運命に翻弄される男の話。能動的に動いている感じが弱く、静かに流されている感じ。
何…
理髪店で働く男が、新しいビジネスの資金を工面するため妻の不倫相手を恐喝するが…という作品でした。
ブラックユーモアが要所要所に差し込まれる、絶妙な味わいの悲劇。
あれよあれよという間に転がり落ちて…
当時映画館で鑑賞
コーエン兄弟にしては笑い少なめ
無口な理髪師エドの巻き込まれ的な不幸な人生をシニカルに描いたモノクロ作品
話さない代わりにほとんど喫煙してるエド
モノクロって煙草の煙が映えていい…
意味ありげな、なさげな、そんな感じで淡々と終わっていく。
主役の俳優さんの目力が本作の魅力を押し上げている気がする。
うまく行きそうでも結局最初の自分のやったことのけじめをつけないといけないとい…