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「バーバー」に投稿された感想・評価

Abuku

Abukuの感想・評価

4.2
孤独で寡黙な主人公が平凡な人生を変えようと怪しいセールスマンの話に乗り出資するために奥さんの浮気相手をゆすり金を得る。そこから坂を転がる石の様に加速的に転落していく。
ちょっとした齟齬やすれ違いが主人公へとまとめて手繰り寄せられいく不条理さを淡々とした語りがより強調させているように思う。セールスマンの提案したビジネスが実際に他所で成功している描写を加えているあたり、この監督は不条理や遣る瀬無さをとことん描きたいんだなと思う。
事故後の夢のシーンでは孤独だと思っていた自分が妻に受け入れられていたことに気づき、最後の電気椅子の眩い描写は寡黙だった主人公が死後の世界で妻への気持ちをこの世の言葉にはない言葉で伝えられることへの希望を感じられる。
ただのクライムサスペンスとはいかない感情でも理性でもない曖昧なものが胸に残る良作。
Np2

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3.4
上品な映画。犯罪ものっていうには現実的すぎて、ちょっと弱いかなぁって思った。
原題のThe man who wasn't thereって、誰のことだ…?
キャッチコピーがとても気に入った。
icoshi

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3.4
2017/12/7

この男にとって結婚は果たして必然だったのだろうか。
何はともあれ寡黙な男になりたくなる。
yuko

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3.9
詩の朗読を聞いているように叙情的。映像もアーティスティック。

ビリーボブソーントンが究極にはまり役。彼の語り口調が映画の雰囲気にどんぴしゃに合ってる。

コーエン兄弟ってファーゴくらいしか観たことないけど、個人的に映像センスが凄く好きかもしれない。UFOのシーンとか、ホイールが転がるシーンとか、ムダ毛を剃ってあげるシーンとか、最後の電気椅子のシーンとか、胸がざわつくほどドキッとする、壷をついてくる映像がたくさんあって、好みだったなぁ。
manuca

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3.5
コーエン兄弟作品。主人公の孤独感がボディブローのように効いてくる。乾いたタッチでユーモアのある秀作でした。カラー版もあるのですね。
み

みの感想・評価

3.7
モノクロ 落ち着いた語り口調 クラシック
このあたり好きな人は好きだと思う
とにかく最初から最後まで雰囲気が最高過ぎてお腹いっぱい ジャケットも最高‼︎
でも…ストーリー暗過ぎた
コーエン兄弟は「ファーゴ」がすごく好きと思ったくせにそれ以外の作品を見るのはおそらく初。

不条理さと、それに対しての客観視という点ではとても通じるものがある。

主人公エドを演じるビリー・ボブ・ソーントンがとてもいい。
というか観終わったらもう彼以外にこの役は考えられなくなってる。

モノクロ映像とベートーヴェンの悲愴もハマっているというか、この不条理なストーリーと緊張感のある距離を保っているようで、そのへんの塩梅が絶妙。

観る人によって、そして観るタイミングによって、様々な受け取り方ができそうな映画。
ポスターに惹かれて鑑賞。モノクロの映像、男のナレーション、ベートーベンの旋律が心地よくてすっかり引き込まれてしまった。洗練された映像カメラワークがとてもうつくしい。おしゃれ。全編通しておじさんしか出てこないのにな。そしてなぜか太ったおじさんばかり出てくる。だからこそスカーレット・ヨハンソンの魅力が引き立つのか。

すべて自分の蒔いた種ではあるのだけれどこの男を待ち受ける運命が不条理のような気がするのは男の人柄のせいだろうか。寡黙で、根は決して悪い人間ではない。しかし孤独。男自身が自分に舞い込んだ悲劇を冷静すぎるほど冷静に捉えているせいなのか、鑑賞する側も始終感情の起伏を感じなかった。なんだかんだでこの人の一番大切に思っているものは奥さん以外の何物でもなかったのだなと思う。

人生って、ほんの些細なことをきっかけに突然歯車が狂いだすよな〜と毎回映画を観て思う。それと男は煙草を吸い過ぎ。
dorachanF

dorachanFの感想・評価

3.5
オフビートなサスペンス映画。
コーエン兄弟らしい皮肉っぽくて面白いストーリー展開で話が進みます。
些細な事からどんどん事件が大事になっていくので、そういう話が好きな人には特にオススメします。
主役がバッドサンタって地点で僕はツボでした。
ハニ

ハニの感想・評価

3.8
撮り方が良い!!!!

雰囲気が良い!!!!

けど気持ちよくない!!!

好きな人は好き!!
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