コーエン作品は不条理もだけど、勘違いも毎回のように描かれてる気がする。白黒だから光の演出が映えてた
妻との馴れ初めを話してる最中に、殺人が起きてるのシュールで面白かった。検視官が気まずくなって、す…
ビリー・ボブ・ソートンが圧倒的に素晴らしい。スカーレット・ヨハンソンが登場し、ピアノを弾くシーンでは、音楽(彼女)が彼にとって現実からの逃避であり、同時にわずかな救いでもあることが伝わってくる。ああ…
>>続きを読むコーエン兄弟、u-nextで古い順に見始めて6作目。
だんだん彼らの色味が分かってきました。
『ブラッドシンプル』に近い物静かな展開、『ファーゴ』的負の連鎖、あとプチユーモア。
作風は、抑制の効いた…
エドが一切関与していないような感じで進む前半と、関係ないこともエドのせいになってしまう後半という構成がすごく好きだった
ドライクリーニングの人が姿を消したのはエドを騙したからじゃなく撲殺されたから…
原題の"The man who was'nt there"が、作品の流れをよく表現していると思います。
自分のささいな行動を切っ掛けにバタフライエフェクトのように自分あずかり知らない所で周囲に大きな…
理髪店で勤める男にドライクリーニング事業の儲け話が舞い込んでくる話。
コーエン兄弟の全編モノクロ映画。
場面転換はかなりあるものの、個人的には会話劇として楽しめた。
相変わらず台詞のセンスが良く…
この多層性とそれを灰燼に帰すセンス。
どこまで時代を、そしてアメリカという書物を読み込んだらここまで行き着けるのだろう。
死んでも暫く髪は伸び続ける。魂を失っていた彼が、死ぬまでの間際に自分を受け…