ぎぎぎ

バーバーのぎぎぎのネタバレレビュー・内容・結末

バーバー(2001年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ある企てから事態が思わぬ方向へ二転三転していく、基本はコーエン兄弟お得意の展開に思えるけどベートーベンのピアノソナタも相俟ってか兄弟全作の中でもより人生の疲弊感と悲愴感に満ちまくってる。
奥さんが妊娠してたことを知る下りとか気まずいしツラすぎるしで逆に笑っちゃうわ。。

ただ、幽霊のような人生を無理に変えようとした主人公の行く末は結局は八方塞がりで、そんな彼が唯一夢を抱いた少女(=スカヨハ)が夢見るおんなのこどころかなんとも立派にメスだった(しかもほぼ無傷で助かる!笑)という顛末は、少し皮肉な話だけど何となく救いが見出せなくも無い。

しかし<運転してる最中のフェラチオ>って本当にこの世に存在するのか。自分の中ではツチノコ的事象のひとつです。
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