なんとなく流れでドラキュラ映画が続いてるここ数日。
本作、ヴァンパイア映画としてはかなりメジャーなほうに分類されるであろう作品だと思うのですが、このジャンルに興味のなかった私は先日レビューした『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』と同じく未見でした。
主演は、『ハリーポッターシリーズ』でシリウス・ブラックを演じてるゲイリー・オールドマン。『ハンニバル』でもメイスン・ヴァージャー役を演じていたりと、ホラー界隈になじみのある役者さんなんだなと改めて思いました。
で、同じくホラー界隈に欠かせない女優ウィノナ・ライダーがヒロイン役で、ドラキュラの敵であるヴァン・ヘルシング役には、レクター博士ことアンソニー・ホプキンス、ヒロインの恋人役には若きキアヌ・リーヴスという超豪華な顔ぶれ。
物語は、ドラキュラ伯爵がヴァンパイアになった起源から描いており、死んでしまった妻にそっくりなミナを追ってロンドンまで渡ってくるものの、ミナの婚約者やヴァン・ヘルシングたちと対峙するというもの。
ヴァンパイアの悲哀とロマンスを描いている側面が強い印象ですが、ゴシックでダークな雰囲気と、本性を現したヴァンパイアの姿はしっかりと怖い映像で、色々見ごたえがある映画でした。
若きウィノナ・ライダーとキアヌ・リーヴスの美しさが、クラシックな雰囲気と相まって非常に目に優しいです。むしろ毒かもってくらい尊い。
第65回アカデミー賞では、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、 音響効果編集賞受賞を受賞したそうです。
