Ryan

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国のRyanのレビュー・感想・評価

3.5
やりすぎちゃったスピルバーグ



ストーリー
1957年、アメリカ国内で米兵に扮した女諜報員が率いるソ連兵の一団が米軍基地を襲撃する。宇宙の神秘を解き明かす力を秘めているというクリスタル・スカルを探し求める彼らは、インディを捕らえ、その探索を強要していた。


主演 ハリソン・フォード
監督 スティーヴン・スピルバーグ


運命のダイヤル前に予習
久々鑑賞したが、前3作品に比べてやはり弱い。
単体で見ると面白いアクション映画だが、化け物シリーズの続編としては最低だろう。

全体的にインディージョーンズは名ばかりって気がする。
これまでの予算や時代的に難しく、限られたものの中で制作されていたこのシリーズは閉鎖的でありながら、どこか異文化に見える工夫や努力があったように思う。そこが魅力的だったのに、今作はやりたい放題。
やりすぎだし、見せすぎ。
ハラハラドキドキが無くなりただのアクション映画と化したと言ってもいいだろう。
役者達もこの映画には満足していないと言う。

そして、続編として公開される運命のダイヤルがどこまでいらない設定を帳消しにしつつ最後のインディージョーンズを見せてくれるのか期待は高まるばかり。
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