サトー

アリスのサトーのレビュー・感想・評価

アリス(1988年製作の映画)
4.0
『オテサーネク』が面白かったので視聴。
『オテサーネク』は人の気持ち悪さが際立っていたけど、『アリス』は絵面の気持ち悪さが素晴らしい。
気持ち悪さってこんなに多様性があるんだ。

素人なりの考察として、ヤン・シュヴァンクマイエルは「生きている」ということに不気味さを感じていたんじゃないかなと思います。だから生きる行為(見る、話す、食べる、性行為)が作品で不愉快に強調されているし、動かないものを無理やり生きているように動かすストップモーションに固執したのではないかなと。
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