みてべいびー

アリスのみてべいびーのレビュー・感想・評価

アリス(1988年製作の映画)
3.8
コマ撮りの大変さ知ってるから、終始これめっちゃ大変だっただろうなぁ〜よくここまで妥協せずに創れるなぁ〜て思いながら観てた。世界観がすごい。想像力がすごい。毒々しいかわいらしさとヘルシーな残酷さ、文字面じゃ意味わからんね。子豚ちゃんとハリネズミが唯一普遍的なかわいさで癒される。
思わず口があんぐり開いちゃうくらいの衝撃だったのは、青インク飲み干すアリス、画鋲が入ったジャムに釘が生えてくるパン、オイル缶の鍵。アリスが煙突から蹴飛ばしたワニさんのお腹からおが屑が血みたいに染み出すところ、ねずみ取りに掛かっちゃったねずみさん、眠いから寝るって言った靴下イモムシの目が縫われちゃうところ、うさぎといいイタチ?といいリアルすぎる舌、ハートの女王に「首をはねろ!」って言われたトランプたちがうさぎに呆気なくハサミで首ちょん切られちゃうところ。確かに言葉のまんまなんだけどブラックだよな〜想像したとしても再現できちゃうのが天才的。
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