赤痢

アリスの赤痢のレビュー・感想・評価

アリス(1988年製作の映画)
4.2
野性的で目の前のこと以外一切見えてない考えてない本能のまま生きてる感じの人間が大好きだし、自分もそんな感じで生きたいと思ってたけど、子どもを見習えばいいのかもってこの映画観て思った
この監督ぽいっていう確立したものが映画のどの瞬間にもあるのに、ありきたりにならず常に意外な瞬間なのが本当にすごい ただ奇をてらってるんではなくしっかりした独特の方向性がある
出てくるもの全部が食器とか食べ物とか小さい動物とか身近なものだからかわいさがあるし見てて安心する リアルすぎてグロテスクに感じる部分と完全な人工物が両方あって極端な感じが好みすぎるし、ジャムの中に押しピンとか時計にバターとか馬が鶏とか意外なところに意外なものを持ってくる感じがたまりませんね そんなことしたら汚い、雑すぎるとハラハラする映像がなんか好き
アリスの物語を知ってる人がほとんどなのにそれを独自のものに変えるのも天才だね
赤痢

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