あおち

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのあおちのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犯罪、、ダメなことなはずなのに毎度その鮮やかさで、どんどん次が見たくなる。本当に頭の切れる人だったんだというのと、その胆力に圧倒される。反面、父親に送り続ける手紙、カールに繰り返し掛ける電話と、フランクの寂しさと年相応の幼さも描かれて、憎みきれない。キリシタンならばクリスマスは家族で過ごすもの、クリスマスはいつも寂しかったのかな。
『君はまだ子どもだから』というカールの言葉は、本当に残る。普通は犯罪者なんで恨んでしかたない、ましてや一度は取り逃して恥をかかされてる相手に対して、「犯罪者」という側面だけで見ることはせず、フランクの寂しさに気づくカールの温かさがとてもいい。
あおち

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