西田敏行追悼のつもりもあってみたが、あまりの西田敏行成分の強さにあてられる!
筋や人間関係の進展に、スリルとか謎とかピンチとかが少しもない。釣りの結果さえ。
はしゃぐ西田敏行を楽しめる人は楽しい映画だ。
そして、前からうっすら思ってたのだが……釣りバカとか銘打ってるけど、真性の釣り好きには、実は楽しい映画じゃないのではないか?
釣りをぜんぜん分かってない!というほどおざなりではないのだろうが、醍醐味が薄いんじゃないか。
追悼ということでいえば、谷啓も仁鶴も三國連太郎もいないのだなあとしんみりしたり。
たくさんある釣りバカから14を選んだのは斎藤由多加さんとバカタール加藤さんのエキストラ出演も目当てで、たしかにいた。2人の間に座ってた人は誰かな?
(……しかし、ゲーム会社に協力してもらってんのに、テレビゲームを悪者にしてるのもたいがいだな)。