MiYA

ケイン号の叛乱のMiYAのレビュー・感想・評価

ケイン号の叛乱(1954年製作の映画)
3.5
海洋アクション映画かと思ったら、法廷映画でした。軍隊という閉鎖社会の出来事を法廷で裁くことの難しさというところでは、「ヒュー・グッドメン」のルーツがここにあったのでしょう。

法廷サスペンスとしてはわりと雑で、叛乱した副艦長に不利な証言ばかり出てきたところで、本人が登場したら「こいつ明らかに頭おかしいやん」となって無罪。ちょっと笑ってしまいましたが、ハンフリー・ボガードの演技は絶妙でした。

ただ、最後の弁護士の捨て台詞は余計でしょう。別に怒ることないじゃん。
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