アイドルから女優に転身した霧越未麻。慣れない環境で四苦八苦する中、ストーカーや幻影に悩まされる。さらに、出演するドラマ関係者の連続殺人が発生する…
『パプリカ』『東京ゴッドファーザーズ』を手がけた今敏氏の初監督作品。新人女優が体験する恐怖を描いたサイコスリラーアニメ。ネットストーカーや誹謗中傷等、今の時代を先取りしているかのよう。本編90分に満たないのにギッシリ詰まっている。
1997年の作品なので、巨大なデスクトップPC、固定電話、喫煙等、人々をとりまく品々や働き方がどことなく懐かしい。
国内外の評価は高めだが、陰惨な性描写や人体破損があるので当然ながらR指定を食らっている。ヒロインのマネージャーが、一時期ネット広告に頻発していた漫画『私ってサバサバしてるから』の主人公に酷似している。すげぇ目が離れている
