今敏監督長編デビュー作。4Kリマスターまだやってる!ということで映画館へ。
かなりの狂気映画である。今だとメジャーアニメでなかなか描けないくらいの結構長い性描写もある。
途中からは何が現実か何が妄想かわからなくなるようなたたみかけ方で、一体どうなるのか?とスリリングな展開が続く。
一方、何となく序盤に重要なポイントが想像できてしまったためラストの驚きはなかったのが正直なところだった。
今監督は寡作ながらインパクトの強い作品ばかりで、SNS全盛のいまならどのような作品を作ったのか、観ることが出来ないのがとても残念である。