とくま

パーフェクトブルーのとくまのレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
4.2
20年以上前の作品だが全く古臭く感じずむしろアニメでアイドルをこう描くか!と新鮮だった。他の作品も見てみようと思う。

本当の自分が分からなくなる恐怖、あやふやな境界線、過激な描写もあり音や赤色効果も相まって生々しいリアルも感じられるアニメーション。アイドルがグループを卒業して本人の意向そっちのけで仕事が決まっていく流れもうわぁとなった。

ファンを通り越してアイドルを神聖化する極端なストーカー男が気持ち悪すぎた。。

しかしなれなかった夢の自分を他の誰かが実現する、その人がすぐそばにいたら?好きすぎてその人になりたいっていう感覚は分からんでもなかったというかとにかく恐ろしい話。
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