仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダーシリーズの第6作である特撮テレビドラマ『仮面ライダー(スカイライダー)』の劇場版作品である本作は、宇宙ステーション「天海」でΣエネルギーの開発をしていた羅門博士が地球へと脱出させた、水素エネルギーの方程式を記憶させた愛犬のエレンを追う、機械生命体・銀河王とネオショッカーの連合軍との対決に挑む8人の仮面ライダーの活躍を描いたものとなっているのだが、スカイライダーをはじめとした歴代ライダーが総出演するだけでも胸アツでしたし、中村ブンが演じた羅門博士の息子であるブンや、ネオショッカー軍の怪人ジャガーバンのキャラクター性も良く、彼らが織り成すグダグダなコメディは嫌いではないですね。やたらと愛らしいキャラクターだったのでお気に入り。ただ、前文で触れた通り歴代ライダーの総出演は良かったとは思います。しかしながら活躍するのは主人公であるスカイライダーと仮面ライダーストロンガーくらいで、他のライダーはおまけ程度。これまで短編だった劇場版作品が今作では45分の中編作品になるも、時間を埋めるのはドラマではなくライダーたちの無駄なアイドリング走行。とにかく中弛みが気になってしまいました。オチも何とも微妙でしたし。決して悪くはないんですけどね。片手間程度の視聴が好ましいかと。