千利休

セブン・イヤーズ・イン・チベットの千利休のレビュー・感想・評価

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ダライ・ラマの"新譜"で湧いている昨今、なかなか面白いと思う。さて本作はブラピ全盛期の作品である。登場人物のほとんどが英語を話しているのだが、作品の内容が内容なだけにキツさがある。百歩譲ってそれがハリウッドだとして諦めるとしても、なにかを目的として鑑賞することができないゆえにひたすらに楽しめない。チベット文化の資料としてはもっと良いものがあるだろうし、とにかく唯一の存在になり得ないのが本作だ。まぁでも本作は決して見苦しい作品ではないゆえ、"チベット情緒"を感じたい人にはいいのかもしれない。
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