千利休

そこのみにて光輝くの千利休のレビュー・感想・評価

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
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原作読んでから観た。キャスティングはめちゃくちゃ良いと思う。実際小説読んでるときのイメージはあの3人に限りなく近かった。ただし、町の作品のはずなのにその閉塞ぶりがあまり伝わってこなかったのと、達夫にPTSD設定を付けるのは違うと思った。まぁ原作とは違うモノとして考えるとしても、それはそれでただの弱者たちの救いようがない話の範疇に留まってしまうし、原作の完成度は素晴らしいんだからもっとそれに沿っていいと思った。原作はただの弱者たちの救いようがない話ではない。丁寧に作り上げられてるとは思うけど、テン年代が終わった今観るとクリシェの一つにしか思えなかった。
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